『スピリチュアル市場の研究』

2016.06.25 00:39|書籍紹介
スピリチュアル市場の研究 ―データで読む急拡大マーケットの真実
有元裕美子
東洋経済新報社
売り上げランキング: 81,076


なかなか面白い本を発見しました(^ ^)

この本は,スピリチュアル・ビジネスや,スピリチュアル・マーケットを客観的に分析したもので,著者は,「スピリチュアルや関連ビジネスについては肯定も否定もしない」立場とのことです(本書「はじめに」)。

著者は,三菱UFJリサーチ&コンサルタントの研究員で,普段は,健康産業や統合医療に関する研究をしているようです。

スピリチュアル市場を分析することで,スピリチュアル業界の現状が分かると思いますし,世間の関心がどこにあるかを把握できるので,スピリチュアリズムの普及にあたっても,参考になるんじゃないかなと思って,読んでみました。

読んでみて,やっぱりというか,多くの人の関心は,霊的成長などにはなくて,恋愛とか病気治癒とかの現世御利益,開運中心なんだなということがよく分かりました(>_<)

特に占いコンテンツが急成長しているみたいですね。

この本では,スピリチュアル・マーケットの消費パターンとして,
①御利益期待層
②暇つぶし・気ばらし層
③恋愛相談層
④疲労・不調回復層
⑤精神性重視層
に分類して,ピラミッド図的に①から⑤にしたがって少なくなると分析してます(本書192頁)。

正直,この分類が正しいのかよく分かりませんが,全体的な傾向として,スピリチュアル的なことに興味がある人でも,その興味の大半は,現世御利益,開運であって,霊的成長には関心がないというのは,書店の精神世界のコーナーの陳列状況とか,アマゾンでの売れ筋とかみても,そうなんだろうなと思います。

スピリチュアリズムの普及にあたっても,その辺りは多分考慮に入れる必要がありそうです。

現世御利益,開運などを求めている人に,シルバーバーチの霊訓を勧めても,それはミスマッチというか,本人が求めているような内容ではないので,まあ受け入れられないですよね。

そういう意味で,シルバーバーチも言ってますけど,受け入れる段階にきた人に,地道に普及していくしかないんだなということを再認識した次第です。

スピリチュアル市場を分析したこういう本って類書がないと思うので,スピリチュアル業界の現状を再確認するうえでも,オススメです(^ ^)

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Author:spilaw
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年齢:30代
職業:弁護士
座右の書:『シルバー・バーチの霊訓』

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