『コナン・ドイルの心霊学』

2015.01.27 01:04|書籍紹介
コナン・ドイルの心霊学コナン・ドイルの心霊学
(2007/12)
コナン ドイル

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スピリチュアリズムについて,いまだ半信半疑という方にオススメしたいのが,コナン・ドイル『コナン・ドイルの心霊学』(潮文社,2007年)です。

コナン・ドイルは,ご存じのとおり,シャーロック・ホームズシリーズの著者ですが,ドイルが「スピリチュアリズムのパウロ」と呼ばれるほど,霊的真理普及のために尽力していたことは,あまり知られていません。

本書で特に興味深いのは,第一章の「心霊現象の実在を確信するまで」です。

この章では,もともと唯物的思想を持ち,死が全ての終焉であると考えていたドイルが,なぜ心霊現象の存在を確信するようになったのかが,論理的に説明されています。

当初,ドイルは,ニューヨーク州最高裁判事のエドマンズの霊的体験記を読んでも,懐疑的態度を崩さず,「日ごろのドロドロとした人間関係を裁く仕事の反動として,そういう霊的なものへの感心を誘発されてしまったのだ」(本書36頁)と思っていたというから,おもしろいですね(^ ^)

しかし,ドイルは,英国第一級の物理学者・科学者であるウィリアム・クルックス,ダーウィンのライバルである博物学者のアルフレッド・ウォーレス,世界的な天文学者のカミーユ・フラマリオンといった,そうそうたる学者によって,スピリットが死後にも存続することが支持されているということなどを知り,ドイルの考えは徐々に変わっていきます。

そして,ドイルは,「心霊現象の真実性は完全に実証されたと断言して差し支えない。」(本書172頁)という考えを持つに至っています。

ただ,ドイルが科学的に証明されたと言っているのは,あくまでも物理的な心霊現象に関してであって,霊媒を通じて,霊界から送られてきた霊言の内容が,すべて科学的に証明されたと言っているわけではありませんし,それはそのとおりだと思います。

たとえば,シルバーバーチの霊訓で言われているような,死後の世界の様子,この世とあの世の関わり合い,因果律,向上進化の原理などは,科学的に証明されるようなものではないですよね。

しかし,科学的に証明されていないから,霊界通信も信用できないかというと,そうではないと思います。

ドイルのいうように,心霊現象が科学的に証明されたというのであれば,私たちが認識している物質とは全く異なる,スピリットの存在が証明されたということを意味すると思います。

そして,物質的には死んだはずの人が,スピリットとして生きているということは,死が全ての終焉ではないこと,死後の世界が存在することを意味しているといえると思います。

そして,死後存続の事実を前提として,ではなぜ肉体が滅びた後も,魂は生き続けるのか,という視点で考えていくと,シルバーバーチの霊訓で言われているような,死後の世界の様子,この世とあの世の関わり合い,因果律,向上進化の原理などは,腑に落ちるというか,理性に反しない内容だと思うのです。

スピリチュアリズムをなぜ信用するようになったかについて,その経緯を詳しく説明した本というのは,少ないと思いますので,オススメ致します(^ ^)


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職業:弁護士
座右の書:『シルバー・バーチの霊訓』

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