好感の持てない人を愛する

2015.08.13 01:07|仕事

「好感を覚える人を愛するのはやさしいことです。そこには徳性も神聖さもありません。好感のもてない人を愛する-これが魂の霊格の高さを示します。」(『シルバー・バーチの霊訓(一)』(潮文社)142頁)


最近,ある刑事事件の被告人との関係に悩まされていました(~_~;)

その被告人は,とにかく無理なお願いばかり言ってくるので,それを私が断ると,「お前はそれでも弁護士か!?」「警察の犬だろ!」「あとでお前を訴えてやるからな!」などなど,言いたい放題言ってきます・・・。

一々こういう暴言に反論したりはしないですし,適当に流すのですが,正直,「何でこんな被告人のために弁護しないといけないんだ・・・。」という気持ちは持ってしまいます(>_<)

私にとって,この被告人が「好感のもてない人」であることは間違いないです。

その「好感の持てない人を愛する」ということ,これは本当に難しいですね(>_<)

この被告人が勾留されている拘置所まで面会に行くのは,本当,気が進まないのですが,上記のシルバーバーチの言葉を思い出して,何度も面会に行くようにしています。

それでも面会中にイラついてしまうことはあるのですが,「まあ自暴自棄になって,生きる気力が全くなくなっている被告人より,元気があっていいかな。」と考えるようにしています。

時々,「もうどうなってもいい。早く死にたい。」と言い出す被告人がいるのですが,そういう被告人より,あれこれ無茶な注文を出して怒鳴り散らしたり,刑をとにかく軽くすることに執着している被告人の方が,生きる気力はあるのかなと思ったりします。

そう考えると,無気力状態の被告人より,更生に向けてのサポートは,やりようがあるんじゃないかとも思います。

「好感の持てない人を愛する」,これはまだまだ実践できていませんが,努力を重ねて,少しでもそのような境地に近づきたいですね(^ ^)

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