外国人刑事弁護の難しさ

2015.05.29 00:13|仕事
外国人の刑事事件は,毎年,何件か担当しているのですが,やはり日本人の事件と比べて難しさを感じます(>_<)

日本語が基本的に通じないので(日本滞在歴が長かったりすると,日本語がある程度通じたりしますが),通訳を介してコミュニケーションをとることになって,信頼関係を築きにくいというのが,その難しさの理由の1つだと思います。

しかも,被疑者(被告人)と面会する際に,その都度,通訳の方に連絡をとって,日程調整してから,面会に行かないといけないので,その面倒くささは結構あります(~_~;)

さらに,通訳の方の善し悪しもあって,きちんと訳してないと思われる方もいたりして,どうしたものかと思ったりします(>_<)

たとえば,被疑者が色々話していたはずなのに,通訳の方の判断で勝手に要約して,一言しか訳してくれなかったり,被疑者と通訳の方だけでなぜか話が盛り上がり,その間全然訳してくれず,私が蚊帳の外に置かれたり(T_T)

警察署や拘置所の面会室は,ただでさえアクリル板越しに話しますし,さらに通訳の方が間に入ってとなると,被疑者との間に二重の壁があるような気がして,信頼関係がなかなか築けない気がします。

どうしたら,信頼関係を築けるだろうと考えたりしていますが,まずは,その被疑者の母国語の簡単な挨拶を覚えて,挨拶だけでもコミュニケーションを直接とるようにしています。

たとえば,中国の方だったら,「ニイ ハオ マ?」(お元気ですか?),「ミンティエン ジエン!」(また明日!)と笑顔で挨拶したりすれば,暗い顔をしていた被疑者が笑顔で返してくれたりして,そうなると私もうれしいですし,距離が縮まるような気がします(^ ^)

今後,外国人事件は今よりも増えるかと思いますので,大変さはありますが,今後もできるだけ担当したいと思っています(^ ^)


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