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矢作直樹・村上和雄『神(サムシング・グレート)と見えない世界』

2017.12.17 00:43|書籍紹介
神(サムシング・グレート)と見えない世界(祥伝社新書308)
矢作 直樹 村上 和雄
祥伝社
売り上げランキング: 95,829


前回取り上げた『人は死なない』で有名な矢作直樹さんと,筑波大学名誉教授で遺伝子の世界的権威である村上和雄さんとの共著で面白そう,しかも新書でサクッと読めそう,ということで一読してみました(^ ^)

最初に,この本の残念なのは,二人の対談形式というよりは,テーマについて,二人が順番に言いたいことを話しているだけで,対談によって考えを深めていくような内容になっていないという点です(>_<)

あと,矢作さんの発言で何点か気になるところが。。。

「その人がそれで幸せなら,それでいいわけです。もしかしたら,私が書いてきたことも,ここで話していることも全部,私の勝手な錯覚かもしれませんしね(笑)でも錯覚だったら錯覚でいいじゃないか,要は幸せだったらいいと思います。」(本書38頁)


これは冗談でいっているのかよく分かりませんが,本当に「幸せだったらそれでいい」という考えなら,霊的真理からはかけ離れていますよね。

あとは,神道のところはサラッと書かれてますけど,ここは問題な気がしました。

「神道は,究極のスピリチュアリズムだと思います。私がここで言う神道はあくまでも古神道ですが,大自然への畏敬の念に代表されるような体に沁みつく感覚を古来,日本人は普通に持っていました。」(本書43頁)


古神道とスピリチュアリズムを同列に考えるというのは,浅野和三郎さんの和製スピリチュアリズム的考えなんでしょうか。古神道とスピリチュアリズムを同一視することについては,スピリチュアリズム普及会さんのニューズレター13号で痛烈に批判されていましたね。

いずれにしても,古神道を「究極のスピリチュアリズム」と言い切ってしまうのは疑問な気がします。

以上のような感じで,矢作直樹さん関係の本を読むのは,これにて終了にしようかと思った次第です(-。-;

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