2017.10.01 23:05|仕事
最近,私が担当している刑事事件の関係で,キリスト教の牧師さんと関わる機会がありました(^ ^)

私は,今までキリスト教の教会に行ったこともなく,牧師さんとも直接話をしたことがなかったので,今回,仕事とはいえ,色々と興味津々でした(^ ^)

一応,私の祖父がクリスチャンではあるのですが,祖父は,孫である私の前では,一切キリスト教に関する話はせず,もちろん入信を勧められたこともなかったので,私自身は,キリスト教との関わりは今まで皆無でした。

いま私が担当している刑事事件の被疑者は,外国籍のクリスチャンで,今回,執行猶予で裁判後に外に出れそうなのですが,釈放された後の居住先がなかったので,困っていたという事件でした(~_~;)

そこで,ダメもとで私からキリスト教の教会に連絡して,住まいの提供,今後の生活の支援をお願いすることにしました。

いきなり教会に電話突撃することには,少し躊躇しましたが,他に手段がないですし,本人も教会にお世話になりたいという話をしていたので,意を決して電話してみました。

しかし,電話を受けた教会の方は,案の定,そんな依頼を受けたことがないという感じで,電話でもよく分かるぐらい,「え???」という反応でした。

その後,色々と説明をして,ようやく状況を理解して下さったものの,やはり,罪を犯した「被疑者」であるうえ,「外国人」ということもあり,「申し訳ないのですが・・・」という丁重なお断りが続きました(>_<)

気持ちを切り替えて,次の教会へという感じで,電話突撃を続けていたところ,ようやく牧師さんと直接話をすることができ,しかも関心を持って下さり,その後,本人と会うため,牧師さんが警察署まで面会にも行ってくれました(^ ^)

さらに,本人が釈放された後の住まいの提供や,今後の生活のサポートまで引き受けて下さり,これには私も感激しました(T_T)

お願いしている私から言うのもあれですが,外国人の被疑者に住まいを提供するというのは,相当ハードルが高いことだと思います。

本人が再度犯罪に手を染める可能性だってありますし,その意味で牧師さん自身も巻き込まれる可能性も否定できません。

それでも,本人の面倒を見ることを快諾して下さった牧師さんには,本当頭が下がりますm(_ _)m

その牧師さんは年配の男性で,物腰やわらかで,すべてを優しく包み込むような雰囲気があり,教会に通うクリスチャンの方々からの信頼も厚いのだろうなあと思いました。

キリスト教の教義,信条,ドグマなどはさておき,こうした牧師さんの善行は,とても尊敬できるし,人の役に立ちたいという情熱を見習いたいと思いました。

今回の牧師さんとの関わりを通してあらためて思ったのは,重要なのは,クリスチャンであるか,スピリチュアリストであるか,という肩書きではなく,人の役に立つということを,どれだけ日常生活で実践しているかという点だなあと思いました。

「教義とか信条,ドグマといったものには関心がありません。日常の行い以外のものには関心を向けません。根本的に重要なのは,日常生活の生き方だからです。」(『シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ』94頁(ハート出版)


「日常生活において霊的真理の意義を生かした生き方をしていなければ,自分たちを『スピリチュアリスト』と呼んでみても何の意味もありません。大切なのは,自分たちはこういう者ですと名のることではなく,実生活において何をしているかです。」(『シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A』25頁(ハート出版)


スポンサーサイト
2017.09.16 09:26|仕事
最近,弁護士が中学校とか高校などに派遣されて,生徒と一緒に模擬裁判したりとか,社会に出てから役立つ法律知識などの授業を受け持ったりする「法教育」という分野が,徐々に広まってきていて,私も,弁護士会の法教育委員会に所属しています。

そこで思ったのですが,模擬裁判とか法律知識とかは,もちろん重要ですけど,「弁護士は普段こういう仕事をしています」という弁護士の仕事紹介の時間もあったりするので,その中で,「なぜ人の役に立つべきなのか」とか,「なぜ利他主義的な生き方をすべきなのか」というテーマを絡めて授業できないかなと,ふと思いました。

まあ本当は,「シルバーバーチの霊訓」をテキストにして授業したいところですが,それをやると,「法教育」ではなくて,「宗教教育」だと批判されて,学校出入り禁止,弁護士会の委員会からも私が閉め出される,という事態になりそうですね(~_~;)

なので,学校の授業では,「シルバーバーチの霊訓」には触れず,さらに,「スピリチュアリズム」とか「霊媒現象」とか,そういう誤解を生みやすい専門用語(?)は使わずに,道徳的な感じに言い換えて授業するしかないですよね。

シルバーバーチも,学校の先生との問答で,こんなことを言っています。

「あなた方はスピリチュアリズムという言い方をされますが,これは地上でのラベルであって,私にとっては自然法則そのものなのです。スピリチュアリズムという用語を用いると人によっては,とくにその真意を知らない人にとっては,何やら無気味な感じを与えます。それよりも,大自然の法則‐宇宙の物理的・精神的・霊的法則,まだまだ未開拓のままである人間の潜在的能力,表面下に存在する活動の世界,すなわち超自然界,人間のもつより繊細な能力‐こうした広大な分野は“スピリチュアリズム”とか“霊媒現象”といった,誤解されやすい用語を用いなくても教えることができます。」(『シルバー・バーチの霊訓(二)』62頁(潮文社))


具体的に,どうやって生徒さん達に対して,分かりやすく説明するかということもありますが,たとえば,弁護士の仕事紹介みたいなテーマのなかで,「人の役に立ちたいという思いがあったので,弁護士になったんです。なぜ人の役に立ちたいと思ったかというと・・・」というような感じで,なぜ人の役に立つべきか,利他的であるべきかという話につなげることはできそうです。

社会に出る前の高校生とかが,そういう授業に共感してくれて,進路を決めるうえでも,「人の役に立てる仕事がいい!」と言ってくれれば,それこそ本当にうれしいなあと思いますね(^ ^)

2017.09.07 03:24|仕事
最近,私が担当していた暴力団組員の刑事事件が無事終わり,ホッとしました(^ ^)

暴力団組員からの民事事件の依頼は絶対に受けないのですが,刑事事件で国選だと裁判所から選ばれるので,基本断れないんですよね(>_<)

今回の組員は,容疑を認めずに争っていたのですが,正直,話を聞いている限り,まあ実際はやってるんじゃないかと思うようなものでした。

しかも,この組員の見た目は,まさに暴力団組員で,一見して堅気では絶対ないという感じで,全身入れ墨のインパクトもあり,警察署での本人との面会のときは,毎回,変な緊張感がありました・・・。

さらに,同じ暴力団の他の組員から,「いつ本人は外に出れるのか?」「何とか早く釈放されないのか?」と私に対してプレッシャーもあり,しかも,他の組員が被害者を脅迫して被害届を取り下げさせようとするのを止めたりと,周りの動きもやっかいでした(~_~;)

こうなってくると,「もうこれ以上,この件に関わりたくない!」という気持ちしか無くなり,この件を早く終わらせたい一心で,必死に検察官と交渉したりして,結果として,無事,裁判にならずに本人は釈放されました。

本人からは感謝されたのですが,正直,これでよかったのかなあと思う点は色々あります(>_<)

まず,証拠とか本人の話からして,おそらく本人が犯罪に関わっていると思われるケースで,弁護士がつくことで裁判にもならず釈放されたとしても,「人の役に立てた,よかった」とは,なかなか言えないですよね。

しかも,私のなかでは,本人の役に立ちたいという気持ちは,ほとんど無くなっていて,「もうこの暴力団の事件を早く終わりにしたい!」という気持ちだけで頑張ってきたので,これって,利他的なところは,ほぼなくて,むしろ利己的な動機のような気がします(~_~;)

本人が犯罪を認めているなら,今後どうやって更生するかというところで,役に立てるところはあると思いますが,この組員のケースだと,いま振り返って考えても,なかなか難しいなあと思います。

ここまで暴力団と関わることも,そう多くないので,多分この夏の思い出として,今後も思い出しそうなくらいインパクトがある事件だったなあと思います。

2017.08.15 20:49|仕事
最近,事務所を独立開業した同期の弁護士と飲む機会があったのですが,終始,「~の件は,報酬○○円もとれて,すごいおいしい案件だったな。~の件は,あんだけ時間かけたのに,報酬○○円しかとれなかったから,マジで終わってる。」みたいな感じで,お金でしか仕事を考えていないことに,何かがっかりしました(~_~;)

事務所を維持するために,さらに,自分や家族のために,できるだけ稼ぎたいと思うのは当然といえば当然で,その案件でどれだけ報酬がとれるかということに関心がいくこと自体については,理解はできます。

ただ,それと同時に,今まで関わってきた私の周りの弁護士を見ると,目の前の依頼者を助けたい,役に立ちたいという気持ちは,程度の差はもちろんありますけど,少なからず残っている弁護士の方がまだ多い気がしています。

そういう人の役に立ちたいという志を全く持たなくなって,依頼者を儲ける手段としてか考えなくなった弁護士は,それはもう言い方は悪いですが,社会にとって害悪でしかないんじゃないかと思いました。

弁護士報酬は,以前よりは相場が分かりやすくなったとはいえ,「一般的な相場としてはこれぐらいですが,このケースだと,こういう事情があるので,報酬はこれだけ頂きます。」といった説明が弁護士からあれば,それは信用せざるを得ないと思いますし,弁護士の言い値で報酬が決まるということが多いと思います。

しかも,複数の弁護士がいる事務所でも,それぞれ独立して仕事をしている場合が多いので,誰からも注意されたり監督されたりもしないという環境にもあるので,歯止めがきかなくなったりします。

さらに,弁護士の仕事の善し悪しは,一般的には分かりづらいものだと思いますし,弁護士からそれらしい説明があれば,そういうものなのかと納得せざるを得ないところがあると思いますので,弁護士が仕事をちゃんとしているのかも,依頼者からしたら判断しづらいという問題もあります。

弁護士業界の競争は激しくなっていて,今後はいま以上に,依頼者をお金としか考えない弁護士が増えていくのか分かりませんが,それは非常に残念ですね。

この業界でも,スピリチュアリズムが普及して欲しいところですが,そのために私は何ができるのか,孤軍奮闘の状態であっても,種蒔き程度のことはできるのか,今後具体的に考えていきたいです(^ ^)

2017.07.31 21:58|仕事

「皆さんはすぐに地上時代の地位,社会的立場,影響力,身分,肩書きといったものを考えますが,そうしたものはこちらでは何の意味もありません。」(『シルバー・バーチの霊訓(二)』90頁(潮文社))


今年度から,専門職が集まる自治体主催の会議に呼んでもらえるようになったのですが,その会議は,福祉,医療,法律の各分野から参加者がいて,法律分野からは私だけ参加なのですが,それが結構プレッシャーなんですよね(~_~;)

議題のなかで,法律が絡む問題が出てくると,必ず話を振られるのですが,即答できるような簡単な問題ではなく,大した発言も出来ず,「せっかく呼んでもらったのに申し訳ない・・・」という気持ちになり,へこむことが多いです(>_<)

弁護士というだけで,法律の専門家と見てもらえるのは有り難いのですが,常に専門家として責任ある回答をしないといけないというプレッシャーは常に感じますね・・・。

仕事でそんな感じなので,プライベートでは,できるだけ弁護士とは名乗りたくないという意識が働いて,いつも行っている美容院とかでも,会社勤めのサラリーマンということにしているのですが,仕事のことを突っ込まれると,だんだん辻褄が合わなくなってきて,「なんでこんなことで嘘ついんてんだろ・・・。」と自己嫌悪に陥ったりします。。。

私の同期の弁護士で,弁護士の登録を抹消して,企業に転職した人がいますが,その人が以前に「弁護士という肩書きを捨てたら,なんか肩の荷が下りた気がする」と言っていたことを思い出しました。

ただ,私としては弁護士を辞めたいとかそういうことはないですし,弁護士という肩書きがあるからこそできること,人の役に立てる場面があるかなと思っています。

一番上で引用したシルバーバーチの言葉のとおり,死後の世界では,肩書きが意味をなさないというのはそのとおりだとしても,現世において人の役に立つ道具,武器としては意味をなす場面があると思いますし,それは反面で責任,プレッシャーを伴うものだとも思います。

まあもっと経験を積んで,霊的にも成長すれば,いちいちプレッシャーに感じることもないと思うので,今のうちの苦労かなあと思います。

いずれにしても,先の会議でも役に立てるような発言をするためにも,もっと勉強しないとなあと,最近つくづく思いました。

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

spilaw

Author:spilaw
性別:男性
年齢:30代
職業:弁護士
座右の書:『シルバー・バーチの霊訓』

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR