2018.01.25 22:14|仕事
弁護士として働き始める場合,12月に研修を終えて弁護士登録し,1月から法律事務所へというケースが一般的なので,1月になると,弁護士会の会合などで,新人弁護士とよく遭遇します(^ ^)

私の事務所でも1月から新人弁護士が入り,私もその新人弁護士と接する機会は多くあるのですが,私からすると,その新人弁護士は礼儀正しくて真面目な性格という印象を持っていました。

しかし,事務員さんたちと新人弁護士の話題になったときに,事務員さんいわく「あの先生(新人弁護士)は,他の弁護士に対する態度と事務員に対する態度が全く違くて。。。」とのことで,びっくりしました(>_<)

事務員さんによると,その新人弁護士は,先輩弁護士たちには非常に腰が低くて礼儀正しいけれど,事務員さんに対しては横柄で見下した態度をとってくるので,気持ちよく仕事が出来ない,ということでした。。。

私としては,普段から事務員さん達の仕事面とか人間関係についても,きちんと配慮できているのではないかと勝手に自負していたのですが,そのことに全く気づいておらず反省です(~_~;)

あと,人によって態度が変わるというのは,私のなかでも少なからずある気がして,たとえば,重鎮のベテラン弁護士とか,会社経営者,企業役員などの社会的地位が高い方の前では非常に低姿勢になるとかは,全然ある気がします。。。

なので,新人弁護士の態度は,他人事ではないなあと思いました(>_<)

シルバーバーチは,

「霊格が高いことを示す一ばんの証明は人を選り好みしないということです。」『シルバーバーチの霊訓(六)』42頁(潮文社)


と述べていますが,人を選り好みせず,誰に対しても分け隔てなく接するというのは,言うのは簡単ですが,いざ実践となるとなかなか出来ないですね。。。

先輩弁護士と事務員さんとで態度を変えるというのは,今まであんまり考えたことなかったのですが,私も無意識にやっているのではないかと思い,身の引き締まる思いがした次第です(>_<)

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2017.11.11 20:12|仕事
私は,普段,DV被害者である女性側からの相談を受けることの方が多いのですが,最近,DV加害者側の男性から依頼を受けることがありました。

その男性は,非常に紳士的で物腰柔らか,一見すると「いいお父さん」のように見えて,「こんな人が奥さんに暴力振るうの??」と思えるような方でした。

男性である私に対してだけではなく,事務所の事務員の女性に対しても,紳士的な態度をとっていて,事務員さん達も「DV夫には見えない!」と一様に驚いていました。

DV加害者は外面が良かったり,社会的には成功して信頼される人だったりする,と言われますが,まさにそうなんだなあと思いました。

その男性から話を聞いていると,確かに妻に対する暴力はあって,それが原因で妻が別居したとのことでした。

しかし,その暴力の内容と,目の前にいる紳士的な男性とが,どうしても頭の中で結びつかず,「いま見せている顔は仮面なのか・・・」と何やら怖くなりました(~_~;)

結局,この件は裁判となり,予想通り,妻側は夫のDVを強く主張してきたのですが,妻が夫の暴力についての証拠保全をしていなかったので,裁判上はDVと認定されずに,夫に有利な形で解決しました。

夫からは非常に感謝されたのですが,果たしてこれでよかったのか・・・と後味の悪い事件でした。

夫から依頼された弁護士にすぎない私が,夫のことを説教したり,DV加害者の更生プログラムを受けるように強く言ったりということは,なかなか難しいですね(>_<)

裁判も夫に有利な形で終わったので,夫はおそらくDVのことも反省はしていないと思いますし,今後,再婚などして他の女性に対しても同じようにDVをするかもしれないと思いました。

そこは,弁護士としての限界を感じますし,依頼者全員を自分の力でいい方向に変えようとすること自体,難しいのかもしれませんね。

そういうときは,シルバーバーチが繰り返し言っている「たった一人だけでもいい」という言葉を思い出すようにしています。

「暗闇にいる人に光を見出させてあげ,苦しみに疲れた人に力を与え,悲しみの淵にいる人を慰め,病に苦しむ人を治し,無力な動物への虐待行為を阻止することができれば,それがたった一人の人間,一匹の動物であっても,その人の地上生活は十分価値があったことになります。」(『シルバー・バーチの霊訓(一)』101頁(潮文社))

  
なので,この件について振り返ってあれこれ考えるよりも,他の依頼者のためにできることを考えたいと思いました(^ ^)

2017.10.01 23:05|仕事
最近,私が担当している刑事事件の関係で,キリスト教の牧師さんと関わる機会がありました(^ ^)

私は,今までキリスト教の教会に行ったこともなく,牧師さんとも直接話をしたことがなかったので,今回,仕事とはいえ,色々と興味津々でした(^ ^)

一応,私の祖父がクリスチャンではあるのですが,祖父は,孫である私の前では,一切キリスト教に関する話はせず,もちろん入信を勧められたこともなかったので,私自身は,キリスト教との関わりは今まで皆無でした。

いま私が担当している刑事事件の被疑者は,外国籍のクリスチャンで,今回,執行猶予で裁判後に外に出れそうなのですが,釈放された後の居住先がなかったので,困っていたという事件でした(~_~;)

そこで,ダメもとで私からキリスト教の教会に連絡して,住まいの提供,今後の生活の支援をお願いすることにしました。

いきなり教会に電話突撃することには,少し躊躇しましたが,他に手段がないですし,本人も教会にお世話になりたいという話をしていたので,意を決して電話してみました。

しかし,電話を受けた教会の方は,案の定,そんな依頼を受けたことがないという感じで,電話でもよく分かるぐらい,「え???」という反応でした。

その後,色々と説明をして,ようやく状況を理解して下さったものの,やはり,罪を犯した「被疑者」であるうえ,「外国人」ということもあり,「申し訳ないのですが・・・」という丁重なお断りが続きました(>_<)

気持ちを切り替えて,次の教会へという感じで,電話突撃を続けていたところ,ようやく牧師さんと直接話をすることができ,しかも関心を持って下さり,その後,本人と会うため,牧師さんが警察署まで面会にも行ってくれました(^ ^)

さらに,本人が釈放された後の住まいの提供や,今後の生活のサポートまで引き受けて下さり,これには私も感激しました(T_T)

お願いしている私から言うのもあれですが,外国人の被疑者に住まいを提供するというのは,相当ハードルが高いことだと思います。

本人が再度犯罪に手を染める可能性だってありますし,その意味で牧師さん自身も巻き込まれる可能性も否定できません。

それでも,本人の面倒を見ることを快諾して下さった牧師さんには,本当頭が下がりますm(_ _)m

その牧師さんは年配の男性で,物腰やわらかで,すべてを優しく包み込むような雰囲気があり,教会に通うクリスチャンの方々からの信頼も厚いのだろうなあと思いました。

キリスト教の教義,信条,ドグマなどはさておき,こうした牧師さんの善行は,とても尊敬できるし,人の役に立ちたいという情熱を見習いたいと思いました。

今回の牧師さんとの関わりを通してあらためて思ったのは,重要なのは,クリスチャンであるか,スピリチュアリストであるか,という肩書きではなく,人の役に立つということを,どれだけ日常生活で実践しているかという点だなあと思いました。

「教義とか信条,ドグマといったものには関心がありません。日常の行い以外のものには関心を向けません。根本的に重要なのは,日常生活の生き方だからです。」(『シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ』94頁(ハート出版)


「日常生活において霊的真理の意義を生かした生き方をしていなければ,自分たちを『スピリチュアリスト』と呼んでみても何の意味もありません。大切なのは,自分たちはこういう者ですと名のることではなく,実生活において何をしているかです。」(『シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A』25頁(ハート出版)


2017.09.16 09:26|仕事
最近,弁護士が中学校とか高校などに派遣されて,生徒と一緒に模擬裁判したりとか,社会に出てから役立つ法律知識などの授業を受け持ったりする「法教育」という分野が,徐々に広まってきていて,私も,弁護士会の法教育委員会に所属しています。

そこで思ったのですが,模擬裁判とか法律知識とかは,もちろん重要ですけど,「弁護士は普段こういう仕事をしています」という弁護士の仕事紹介の時間もあったりするので,その中で,「なぜ人の役に立つべきなのか」とか,「なぜ利他主義的な生き方をすべきなのか」というテーマを絡めて授業できないかなと,ふと思いました。

まあ本当は,「シルバーバーチの霊訓」をテキストにして授業したいところですが,それをやると,「法教育」ではなくて,「宗教教育」だと批判されて,学校出入り禁止,弁護士会の委員会からも私が閉め出される,という事態になりそうですね(~_~;)

なので,学校の授業では,「シルバーバーチの霊訓」には触れず,さらに,「スピリチュアリズム」とか「霊媒現象」とか,そういう誤解を生みやすい専門用語(?)は使わずに,道徳的な感じに言い換えて授業するしかないですよね。

シルバーバーチも,学校の先生との問答で,こんなことを言っています。

「あなた方はスピリチュアリズムという言い方をされますが,これは地上でのラベルであって,私にとっては自然法則そのものなのです。スピリチュアリズムという用語を用いると人によっては,とくにその真意を知らない人にとっては,何やら無気味な感じを与えます。それよりも,大自然の法則‐宇宙の物理的・精神的・霊的法則,まだまだ未開拓のままである人間の潜在的能力,表面下に存在する活動の世界,すなわち超自然界,人間のもつより繊細な能力‐こうした広大な分野は“スピリチュアリズム”とか“霊媒現象”といった,誤解されやすい用語を用いなくても教えることができます。」(『シルバー・バーチの霊訓(二)』62頁(潮文社))


具体的に,どうやって生徒さん達に対して,分かりやすく説明するかということもありますが,たとえば,弁護士の仕事紹介みたいなテーマのなかで,「人の役に立ちたいという思いがあったので,弁護士になったんです。なぜ人の役に立ちたいと思ったかというと・・・」というような感じで,なぜ人の役に立つべきか,利他的であるべきかという話につなげることはできそうです。

社会に出る前の高校生とかが,そういう授業に共感してくれて,進路を決めるうえでも,「人の役に立てる仕事がいい!」と言ってくれれば,それこそ本当にうれしいなあと思いますね(^ ^)

2017.09.07 03:24|仕事
最近,私が担当していた暴力団組員の刑事事件が無事終わり,ホッとしました(^ ^)

暴力団組員からの民事事件の依頼は絶対に受けないのですが,刑事事件で国選だと裁判所から選ばれるので,基本断れないんですよね(>_<)

今回の組員は,容疑を認めずに争っていたのですが,正直,話を聞いている限り,まあ実際はやってるんじゃないかと思うようなものでした。

しかも,この組員の見た目は,まさに暴力団組員で,一見して堅気では絶対ないという感じで,全身入れ墨のインパクトもあり,警察署での本人との面会のときは,毎回,変な緊張感がありました・・・。

さらに,同じ暴力団の他の組員から,「いつ本人は外に出れるのか?」「何とか早く釈放されないのか?」と私に対してプレッシャーもあり,しかも,他の組員が被害者を脅迫して被害届を取り下げさせようとするのを止めたりと,周りの動きもやっかいでした(~_~;)

こうなってくると,「もうこれ以上,この件に関わりたくない!」という気持ちしか無くなり,この件を早く終わらせたい一心で,必死に検察官と交渉したりして,結果として,無事,裁判にならずに本人は釈放されました。

本人からは感謝されたのですが,正直,これでよかったのかなあと思う点は色々あります(>_<)

まず,証拠とか本人の話からして,おそらく本人が犯罪に関わっていると思われるケースで,弁護士がつくことで裁判にもならず釈放されたとしても,「人の役に立てた,よかった」とは,なかなか言えないですよね。

しかも,私のなかでは,本人の役に立ちたいという気持ちは,ほとんど無くなっていて,「もうこの暴力団の事件を早く終わりにしたい!」という気持ちだけで頑張ってきたので,これって,利他的なところは,ほぼなくて,むしろ利己的な動機のような気がします(~_~;)

本人が犯罪を認めているなら,今後どうやって更生するかというところで,役に立てるところはあると思いますが,この組員のケースだと,いま振り返って考えても,なかなか難しいなあと思います。

ここまで暴力団と関わることも,そう多くないので,多分この夏の思い出として,今後も思い出しそうなくらいインパクトがある事件だったなあと思います。

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Author:spilaw
性別:男性
年齢:30代
職業:弁護士
座右の書:『シルバー・バーチの霊訓』

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