2017.03.08 22:27|時事

週刊ダイヤモンドの2月25日号で,弁護士,裁判官,検察官の特集記事があったので,読んでみました(^ ^)

五大法律事務所とか最近急拡大している新興法律事務所とかの記事がメインで,思ったよりも,中小法律事務所の惨状が書かれていないなと思いました。

最近は,弁護士数が急増した結果,弁護士業界の競争が激化していて,それは町弁的な仕事をしている私も実感しているところです(>_<)

他の弁護士が,儲からない事件の依頼を断り,報酬が見込める案件,優良な顧問先等を増やすなどして,何とか事務所経営しているなかで,儲からない(けど人の役に立てる)事件を積極的に受けていくのは,現実問題,そう簡単なことではないです(~_~;)

ただ,今後,どれだけ弁護士業界が激変しても,人の役に立とうという動機を持って奮闘している限り,食べれなくなる,生活が破綻することはない,と信じているので,そこの安心感は大きいなあと思います。

たぶん,シルバーバーチの霊訓という基盤がなかったら,将来への不安は尽きなかったと思いますし,今のこの混沌とした状況に右往左往していたかもしれないです(まあ今も不安感が全くないわけではないですが)。

普段,仕事に追われていると,せっかく理解したはずの霊的真理もどこかに行ってしまいそうになりますが,何とか踏みとどまって,頑張ろうと思います(^ ^)

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2015.01.28 00:24|時事
  http://www.bengo4.com/topics/2591/

シンポジウム終了後、会場に来ていた弁護士の一人に話を聞くと、「私は奨学金と修習中の貸与金で700万円を借りています。法律相談で700万円の借金があるという人から相談を受けたら、私は破産の申立てを勧めますよ」と自嘲気味に話していた。



この記事にあるように,弁護士になった時点で,多い人で700万円もの借金を抱えているというのは,事実だと思います。

700万円までは行かなくても,300万円,400万円程度の借金がある人は,結構いるという印象です。

ここまで借金を抱えている理由は,いくつかありますが,司法試験を受けるためには,原則として法科大学院に行かないといけないという制度になったことと,司法試験に受かった後に,司法修習といって,1年間実務研修があるのですが,その研修期間中の給料制が廃止されて,この記事にもあるように貸与制(国からお金を借りる)に変わったことの2点が大きいと思います。

大学,法科大学院の学費,司法修習中に国から借りた借金・・・,というように,どんどん借金が膨らんでいくのです(T_T)

今の制度には色々と批判があり,様々なところで論じられているところですが,私が一番気になるのは,「人の役に立ちたい!」「社会に貢献したい!」という熱意で弁護士を目指した人たちが,700万円もの借金を抱えたとき,当初の気持ちを忘れてしまう人が少なくないのではないか,ということです。

最近は,弁護士人口が急増して,弁護士業界の競争が激化していて,弁護士の間の所得格差も広がっています。

弁護士業界自体が厳しい状況のなか,多額の借金を抱えた状態で弁護士になる若手は,「とにかくお金を稼がないと・・・。」という気持ちになりがちだと思います。

借金の返済もありますし,将来への不安感もあるのです。

そうなると,法律事務所等への就職の段階でも,高収入が見込まれるか,将来性があるか,ということで頭が一杯になり,社会貢献などの気持ちは,どっかに吹き飛んでしまいます。

また,以前は,若手弁護士のなかで,会務活動(弁護士会のボランティア的活動)に熱心に取り組む弁護士の割合は,比較的高かったけど,最近では,会務活動に一切参加しない弁護士が増えてしまったと,ベテランの先生方が嘆くのを聞きますが,それも1つのあらわれである気がします。

「会務活動なんかやっていないで,もっと事務所の仕事をしろ!」とボスの弁護士から言われて,会務活動に参加できない若手もいると聞くので,事務所の方針自体の問題というところもありますが。

いずれにしても,弁護士になった時点で,多額の借金を抱えているという今の状況は,何とか変えて行く必要がありますね。

せっかく,当初は,「人の役に立ちたい!」「社会に貢献したい!」という気持ちがあったのに,そういう気持ちが削がれてしまう制度設計になってしまっているのは,非常に残念ですし(>_<)

もちろん,借金を抱え,将来に不安を持ちつつも,初心を忘れず,素晴らしい活動をされている若手の先生方もいらっしゃるので,その人の意思次第だと言ってしまえばそれまでですが,なかなか初心を貫くことができないのが,今の現状だと思います。

その現状を変えていくためには,上記の記事にあるように,司法修習生の貸与制を給費性に戻すというのが1つの方法だと思いますが,「司法修習生に給料を!」という運動が,どれだけ一般国民の方々の共感が得られるかというと・・・,なかなか難しいところがあり,悩ましいですね。


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Author:spilaw
性別:男性
年齢:30代
職業:弁護士
座右の書:『シルバー・バーチの霊訓』

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