依頼者からの解任

2017.04.07 02:29|仕事
先日,私が依頼を受けていた交渉案件で,依頼者から「弁護士を変えたい。」と宣告され,結局,私は解任となりました。。。

突然の解任ではなく,依頼者と方針に関して結構揉めていて,あまり具体的な話は書けないですが,依頼者は強硬手段でいくことを望んでいたところで,私が穏便な方針を示していたので,それが不満というのが大まかなところです。

実際,解任されてみて,「これでよかったのかなあ・・・」とあれこれ考え,自分でも反省するところは色々とあります(~_~;)

以前にボス弁護士から,「もっと闘え!」と怒られたことがありましたが,今回の依頼者も,相手方の話に耳など傾けず,もっと闘ってくれる弁護士を求めていたんだろうなと思います。

弁護士に依頼がくるケースは,双方当事者の話し合いがこじれて,鋭く対立している場合がほとんどなので,攻撃的にどんどん相手を追及していく姿勢を見せる弁護士のほうが,まあ頼もしく見えますよね。

もともと私自身,争いごとが好きではないので(その意味で弁護士に向いていないのかもしれないですが。。),なんか裁判とかで争っていると,「このあたりでもう和解するのはどうでしょう?」と円満解決に向かわせようとする傾向があることは,自分でも自覚しています(>_<)

しかし,和解なんて求めていない,徹底的に争いたい依頼者からしたら,「やる気ないの?」「そんなの納得できない!」という気持ちになるだろうなあと思います。

依頼者の意向に沿って,徹底的に争うことが,その人の役に立つことだと割り切るべきなのか,争いを辞めてもらって話し合いで和解することがその人の役に立つことなのか,考えているとなかなか難しいところですね。

「人の役に立つ」とは言っても,実際に依頼者を目の前にして,何がその依頼者にとってベストなことなのか判断するのは難しくて,そもそもどういう解決がいいのかは依頼者自身が決めるべきともいえるので,弁護士は依頼者の意向にすべて沿った形で進めていくべきで,それが「人の役に立つ」ことだと言われても,それが間違いともいえないなと思います。

今回解任されて,あらためて依頼者への対応の難しさを実感したところです。

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コメント

No title

解任されて良かったのですよ。およそ霊的真理を何一つ知らない人の利己主義に立ち入ることができませんもの。私も最近、姉に理詰めでケチョンケチョンに論破されました。詭弁って相手の心潰せるな。地上人生は勝つのが目的ではなく霊的成長のためにあるってことがどうしても分かってもらえない。spilawさんが本当に苦しい立場で霊的真理に向かわれているのが良く分かります。大霊の導きが多からんことを祈ります。

No title

ちりりん様

お祈りまでありがとうございますm(_ _)m

利己主義的な考えの依頼者の要求通りに進めていくことに疑問を持っても,「依頼を受けて報酬をもらっている以上,それも仕方ないか・・・。」と思って,そのまま進めたりしますが,おっしゃるとおり,やはり苦しい立場です(>_<)

正直,今回の件は,解任されて,ホッとしたというか,肩の荷が下りた感じがしました。
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